2004年03月04日

日本VSレバノン

日本らしさ

昨日の試合を見て、U23にようやく日本らしさが出てきたと思います。

日本らしく特徴ある試合ができたことによってUAE戦は楽に戦えると思いますね。

近年、日本のサッカーでは精神論ではなく技術論での育成が行われてきておりますが

最後にものを言うのは常に精神力です。

先日の試合でも中村がPKをはずしたシーンがあったと思いますが、技術は誰もが認めるほど持っており、

日本代表でもNo10をまかされるほどの選手が大事な試合でPKをはずすなんて論外です。

大事な場面で決めてこそエース、ピンチで頼れる存在こそエースたるものだと・・・

と、それはさておきその精神を後回しにしてまで伸ばしたかった技術を生かし

4点もの大量得点での勝利!!

これはよかったと思います。決定機は多々ありましたが、そこは愛嬌と受け止めておきましょう。

田中の高精度なクロスこれでの得点が一番美しい形での得点だったのではないでしょうか?

ショートパスをつなぎ前線にフィードの速さDFの押上これこそが日本らしさと言える唯一の武器です

体格差で劣る日本は速さ、運動量で相手を上回ることで勝利を得れる最善の方法では無いでしょうか

昨日の試合では松井がボールを持ちすぎる場面が数回見受けられましたが、松井からするとおそらく、松井の仕事を全うしようとした結果持ちすぎになってしまった

と、なるでしょう。

そこで問題です。松井の仕事はなんでしょうか?

得意のドリブルで相手を崩し得点機を演出する。これが松井の仕事ですよね

キープできる選手に預けたならば周りの押上パスコースを多岐に渡り作り選択させる。

それが昨日は出来てなかったですね、相変わらずDFラインの脆さも露呈した結果でした

取られても取り返す。これは近代サッカーにおける常識を逸脱してます。

トゥーリオがDFラインからのオーバーラップこれなんで?

いいの?だめでしょーボランチがあがってこないでなんでストッパーがあがってるのよ

おかしいでしょ?カウンターくろたら終わりよ、組織的プレーを心がけてレバノンには勝つではなく

どこの国と戦っても負けない日本代表でありますように。

投稿者 takashi : 2004年03月04日 11:16